心の枷を解き放ち自分らしく生きるブログ

時代の変換期に生きるのが楽になるコツを実践中です。

自分が怒っていること

私は怒りが嫌いだ。
だから、人前で怒ることはほぼない。



が、だからといって、私が怒らないわけではない。



いや、むしろ、よく怒っている。
もしかしたら、1日の半分は怒っているかもしれない。



以下、頭の中での会話。

あいつらはすぐに怒る。
なんでこんなことで怒るんだろう?
精神年齢が低いんじゃないか。
本当にバカなんだから。
まったく、どいつもこいつも文句ばかり、
ワガママだし、いい加減だし、まったく世の中
どうなってるんだ。
あーヤダ、ヤダ。

以上。



明らかに怒っている。




なのに、自分はまったく気づいてない。
すぐ怒る人に対して怒るという矛盾。





自分はちゃんとしている、正しいとして、
面と向かって言わないだけで、
心の中では、バカにして見下し、怒っている。




怒っちゃダメだとは思っていない。
と頭では思っている、はず。



なのに、この有様だ。




ここから先は、そんな私に向けて言いたいことを書いてみた。



気にくわないものは気にくわないし、
ダメなものはダメなんだから、怒ったらいい。



正しいから怒るんじゃなくて、自分にとって、
心地よくない、好きじゃない、されたくないことに
対して怒った方がいい。



正しさは、人によって違う。
国や年代によって、ルールや常識が変わるように
正しさは変わるんだ。



だから、正しさを振りかざすと、
戦争になってしまう。



でも、 心地よくない、好きじゃない、されたくない、
とあなたの気持ちで怒るのは、一方的で、めちゃくちゃで、他人に対する配慮なんてないけど、あなたの気持ちがどこにあるのか、なにを求めているのかを伝えることができる。




怒ったからといって、相手が謝るとは限らない。
相手がこちらの要望に応えてくれるかはわからない。




でも、あなたは自分のために言いたいことを言ったんだ。



それで、すでに目的の半分以上は叶っているんだ。
あなたには怒る権利があるが、あいてにも、あなたの怒りを無視して相手にしない権利がある。




だから、結果を求めるのは、残念だけど無理だなんだ。





それがイヤで、あなたは怒ることを止めたんだ。
本当は短気で気難しいのに。




いい人風に装って、人前ではニコニコしながら
心の中でバカにしている。



心の中でやっているんだったら、表に出しても同じじゃない?



というか、反対に、表に出している方が正直だし、他人からもどんな人なのかわかりやすいし、安心して付き合えるよね。




あなたがしている無意識の怒りを、まずは意識してみよう。




あなたがどれだけ怒っているか認めよう。




どれだけ怒っているか認められたら、思い切って、怒ってみよう。



百倍返しされたり、
怒り方が可笑しいといって笑われたり、
迫力がないと一蹴されて終わるかもしれない。




でも、あなたは自分の気持ちに素直に従ったんだ。
結果なんてどうでもいいんだ。





それがどれだけ価値があることなのかわかる?




あなたは、自分の気持ちに嘘をつく人生にさよならしたんだ。
ワガママでみっともなくても、素直で正直に生きる人生を生き始めたんだ。




記念すべき第一歩なんだ。




ブラボー!!




自分の気持ちを大事にする人生に乾杯!